この世の肉体は借り物、ネパール・聖と俗の世界★チベット&ネパール視察記NO.5

2019年7月12日 コラム , , ,

視察記5


この世の肉体は借り物、ネパール・聖と俗の世界へ

昨年の11月、エネルギーワーカーの光一さんと風の旅行社の中村さんと、チベットとネパールを旅しました。この旅は、今回そのエネルギーワーカーの光一さんとアーユルヴェーダの第一人者・西川眞知子さんと10月31日~11月10日にかけて実施する「ヒマラヤ・スピリチュアル・ゾーン~チベット・ネパールへの旅~」の視察でした。その視察レポートをお届けいたします。

37e3808047553cedb34daa9b1d7ab2a32[1]
◆ツアーに同行する講師、西川眞知子さんと光一さん

その視察記、今回は5回めです。

チベットの中心地ラサからネパールに向かいます。飛行時間は約1時間半。この飛行では、特別な絶景を見ることができます。

飛行機はヒマラヤ山脈の上空を横切ります。世界一高い山エベレストの脇を飛行していくんです。運がよければ(天気、飛行機の席)、ばっちりエベレストを見ることができます。私はラッキーにエベレストを眺めることのできる席でした!

DSC_4942
◆飛行機の窓から見るエベレスト

この飛行時間はまさに世界の屋根を上空から見ることができるので、1時間半、窓をずっと眺めていました。

そして、ネパールのカトマンズに入ります。

ネパールはチベットよりかなり低いので、グッと体が楽になります。気温も暖かいので、チベットでは薄手のダウンジャケットを羽織っていましたが、それも必要ありません。

まず、むかったのは世界遺産にもなっているヒンドゥー教の寺院・パシュパティナートに行きました。ネパールはヒンドゥー教徒がほとんどです。パシュパティナートはインド大陸の4大シヴァ寺院の一つに数えられえているネパール最大のヒンドゥー教寺院とのこと。

DSC_4970
◆ヒンドゥー教寺院・パシュパティナート

寺院の脇にあるバグマティ川は、聖なる川とみなされガンジス川の支流となっています。この河岸では、アエルガートという火葬場があり、私が行ったときも火葬が行われていました。輪廻転生を信じるヒンドゥー教徒はお墓を作りません。ここでこの世に授かった肉体を火葬し、その遺灰を聖なるバグマティ川に流すのです。

DSC_4951
◆火葬が行われ遺灰は聖なるバグマティ川に流されます。

このパシュパティナートにはヒンドゥー教徒以外は入ることができません。そこで、寺を一望できる小高い丘にいくのですが、エッカイダス・ルドゥラと呼ばれる塔があり、シヴァ神の象徴であるシヴァリンガが祀られています。

DSC_4987
◆シヴァリンガを祀るエッカイダス・ルドゥラ

DSC_4994
◆パシュパティナートを一望する

街なかにでると道路は、車とバイクと人が行き来する混雑した状態。チベットとは違う混とんとした世界が広がります。チベットが<生と死>の対比を感じる場所ならば、ネパールは<聖と俗>の混沌としたエネルギーを強く感じました。

パシュパティナートを後にして、ネパール最古の仏教寺院と言われているスワヤンブナートに行きます。
スワヤンブナートは小高い丘に建ち、カトマンズを代表する景観を作っています。そう、ネパールというとよくこの目玉の仏塔の写真を見かけます。

DSC_5309
◆小高い丘に建つスワヤンブナート

DSC_5312
◆四方を見渡すブッダアイ

この目玉はブッダアイと呼ばれ四方を見渡しています。その塔の周りには、マニ車が並び巡礼者が右回りで歩いています。

DSC_5295
◆マニ車

DSC_5299
◆金剛杵

DSC_5276
◆スワヤンブナートはモンキーテンプルと呼ばれ猿が多くいます

チベットからネパールに入り、標高も低くなり体も楽になりました。気温も高くチベットで着ていた薄手のダウンジャケットもいりません。温暖な気候です。この視察はちょうど本ツアーと同じ時期なので、ネパールは快適に過ごすことができます。


★★生と死、聖と俗が交錯するチベット&ネパールへ、いざ!★★

◆下記の画像をクリックするとツアー詳細ページに移行します。
898_306_03