The Secret of Celt 「ケルト、癒しと再生の森」インターネット・オンライン配信講座(全8回)
自然と共生する循環的な宇宙観
渦巻き紋様に象徴される根源的生命観
時空も生命も変幻する不確かさの感覚
混迷の時代だからこそケルトから学べ!
みなさんは、「ケルト」と聞いてどこを連想するでしょうか?アイルランド?
実はケルトはヨーロッパの中央部に広がった古代文明です。大陸部に広がったケルト文化は、やがて海を渡り島へと伝わります。
ヨーロッパ古層に広がったケルトを知るとキリスト教やギリシャ文明だけでは見えない別の姿が見えてきます。
古層のケルトを見ると、そこには自然と共生した循環的な宇宙観や渦巻き紋様や絡み合う組紐など生命の根源的なものに迫るような生命観を見てとれるのです。
ユーラシア大陸の東西の端と端に位置する日本とケルトは共通点が多いとも言われています。
四季折々の感性を大切にし自然と共生してきた文化、妖精・八百万の神など目には見えない世界を大切にしてきた文化、古代に見られる巨石信仰の痕跡・・・。
そして世界的なアイルランドの歌手エンヤ、あるいは、映画「タイタニック」に流れるケルト音楽の味わいは、癒しと再生の感性で私たちに近しいと感じないでしょうか?
51コラボでは、地球環境問題など未来への扉を開いていく一つのカギとしてケルトに注目しました。
知っているようで知らないケルトの魅力。
今回、ケルト文化を研究しヨーロッパの遺跡を踏破した元・新聞記者であった武部好伸氏による現場主義のケルト検証、観光産業に従事し60ヶ国以上を回った後、縁ありアイルランドに移住した山下直子氏によるケルトの魅力、ケルトの音楽に魅了されたボーカルの高野陽子氏とケルティック・ハーブ奏者の上原奈未氏によるケルト音楽をお届けする、ケルトの魅力をコンプリ―トした計460分、7時間超えのオンライン講座を配信致します。
渦巻き(スパイラル)が3つ集まった紋様「トリスケル」は、ケルトのシンボルと言われています。
◆「ケルト、癒しと再生の森」がわかる、3分44秒のムービー
インターネットオンライン配信講座(全8回)
The Secret of Celt
ケルト、癒しと再生の森
<460分、7時間超のコンプリート・ケルト!>
1.大陸のケルト・・・武部好伸(77分
2.島のケルト・・・武部好伸(71分)
3.アーサー王伝説・・・武部好伸(63分)
4.ケルトの死生観・・・武部好伸(84分)
5.ケルトと妖精・・・山下直子(28分)
6.世界で一番美しい本「ケルズの書」・・・山下直子(28分)
7・先ケルト・ニューグレンジの謎・・・山下直子(40分)
8.ケルトの夢~歌とハーブで紡ぐ物語・・・高野陽子・上原奈未(60分)
ケルトの魅了された元・読売新聞大阪本社の新聞記者である武部好伸氏。武部氏は記者である経験から、足で稼ぐ現場主義がモットー。ヨーロッパ各地に広がったケルトの痕跡を長い時間をかけて取材、その遺跡をほぼ踏破しました。
ケルトと言えばアイルランドのイメージが強いのですが、実はヨーロパの各地に広がっており、キリスト教、ギリシャ文明の影響以外に古層文化の基礎をなしていることは意外と知られておりません。それを知るとまた違ったヨーロパの顔が見えてきます。(例:セーヌ川はケルト語起源だった)知られざるケルトの遺跡の数々、大陸部に広かったケルトを紹介します。
ヨーロッパの古層文化を築いたケルト文化。そのケルトが色濃く残っているのは、ローマの支配の影響を比較的受けず残っていったのが、「島のケルト」と言われている場所で、アイルランド、英国のスコットランド、ウェールズ、マン島、コーンウォール、そして島ではないのですがフランスのブルターニュが、それに該当します。
この流れを見ていくと、フランスの一番人気の場所であるモン・サン=ミシェルも、ケルトの影響を受けている?と思いえてきます。また、アイルランドに妖精の文化が残っているのか?そんなことも見えてくるでしょう。
映画やゲーム化されたりして世界で様々な影響を与えている英国のアーサー王伝説。
聖剣エクスカリバー、魔術師マーリン、騎士ランスロット、円卓の騎士、聖杯探求、アヴァロン・・・などアーサー王を巡る伝説はケルトを抜きでは語れません。しかしその全体像について理解している人は意外とすくないのではないでしょうか?今回、武部氏がそのアーサー王伝説について、わかりやすく語ります。
ケルトは、キリスト教が伝来し習合された後でもケルト十字と呼ばれているように円環を配したり、渦巻紋様や螺旋紋様を多用し生命の根源的な表現に触れたり、さらには、ハロウィーンの原形であるサウィンと呼ばれる日が1年の初めのサイクルを形成するなど、生と死は密着しており循環型の生命観を形成していました。
ヨーロッパ各地に残るケルトの痕跡を取材してきた武部氏が豊富な資料により、ケルトの全体像を紹介しながら、死をどうとらえていたかを解説いたします。
(※「聖なる次元へ~様々な死生観を巡って~」と同じ映像になります。)
エッセイスト。1954年、大阪市生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者(1995年に依願退職)。日本ペンクラブ会員、関西大学社会学部非常勤講師(メディア専攻)。映画、ケルト文化、洋酒、大阪をテーマにユニークな執筆活動を展開中。新聞、雑誌、ネット媒体への寄稿、講演、テレビ・ラジオ出演など積極的に活動している。日本経済新聞の映画評を2006年1月から2019年3月まで担当。
主な著書に、『スコットランド「ケルト」紀行~ヘブリディーズ諸島を歩く』、『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行~古代遺跡を歩く』、『アイルランド「ケルト」紀行~エリンの地を歩く』など「ケルト」紀行シリーズ全10巻(彩流社)、『スコットランド「ケルト」の誘惑~幻の民ピクト人を追って』(言視舎)、『ケルト映画紀行~名作の舞台を訪ねて』(論創社)、『ぜんぶ大阪の映画やねん』(平凡社)、『大阪「映画」事始め』(彩流社)、『シネマティーニ 銀幕のなかの洋酒たち』(淡交社)、『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』(同)、『ウイスキー アンド シネマ 2 心も酔わせる名優たち』(同)など多数。最新刊が『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』(彩流社)
【公式ブログ:https://www.takebeyoshinobu.com/】
ケルト文化が色濃く残っているアイルランド、講師の山下直子氏は観光産業に従事し60ヶ国以上を回った後に縁あり、アイルランドに移住。現在はアイルランド公認観光ガイドとして活躍されています。そのアイルランドでは、妖精の文化があります。
キリスト教が流入したとき、古代の神々が妖精となり共存していったとも言われています。時空を超えて別次元の存在、妖精とどのように共生しているのか?現地からレポートをいたします。
アイルランドでは、ケルト十字に象徴されるように、ケルトとキリスト教が融合した形式の文化が残っています。その過程の中で生まれたのが、世界で最も美しい本として称される「ケルズの書」です。
この「ケルズの書」にはケルトを象徴するような渦巻き紋様や組紐紋様で装飾され、「ブレダンとケルズの秘密」というアニメ―ション映画にもなっています
。ガイドとして何度も「ケルズの書」を紹介してきた山下直子氏が、その秘密に迫ります。先ケルト文明として、世界遺産にもなっている巨石文明の遺跡「ニューグレンジ」。そこには冬至の日にしか見せない太陽信仰による一瞬の光の軌跡があります。
アイルランドには多くの巨石文明の遺跡が残っており、同じユーラシア大陸の端、日本の縄文文化との共通性も見いだせるのかもしれません。アイルランド在住の山下直子氏が、そのニューグレンジの謎について語ります。
長野県上田市出身。早稲田大学第一文学部卒業。(株)ユーラシア旅行社添乗員として世界60数か国をまわり、2000年よりアイルランド在住。
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドとしてグループツアーから個人旅行までアイルランド全土を案内するほか、TV・雑誌などのコーディネート業、アイルランドに関する講演、執筆も行う。著書に『絶景とファンタジーの島 アイルランドへ』(イカロス出版)。
趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子どもの頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。
【ブログ】http://naokoguide.com/
【HP】https://www.guidingireland.ie/
エンヤに代表され、映画「タイタニック」でも流れていたケルト音楽とは、アイルランドやスコットランド、スペインのガリシア地域も含まれるケルト文化圏の音楽です。哀愁を帯び癒しの感覚のメロディは現在では世界中の人々から愛されています。今回、ケルト歌手の高野陽子氏が、まず、ハロウィンの元となっているサウィン(11月1日)から一年が始まる、死から再生へ向かうケルト独自の生命循環サイクルの話とともに、上原奈未来氏のケルティック・ハーブの調べに乗ったケルト音楽を紹介します。(オンライン・ミニコンサート)
<オンライン・ミニコンサート曲名>
(2) Down By The Sall y Gardens / Irish trad.
(3) Bridget Cruise Second Air / Turlough O’Carolan
(4) Siúil A Rún / Irish trad.
(5) An M haighdean M hara / Irish trad.
(6) Éiníní Irish trad.
(7) Bràighe Loch Iall Scottish trad.
(8) Tha Mi Tinn Leis A’ghaol Scottish trad.
(9) Mylecharaine’s March Manx trad.
(10) She M oved T hrough T he F air / Irish trad.
学生時代よりバンドで歌い始め、2000年頃よりプロのシンガーとして活動開始。2004年アイルランドへの旅を機に、ケルトの文化と音楽に魅了され傾倒する。その他のケルト文化圏―スコットランド、スぺインのガリシア地方、また沖縄の島々まで様々な土地を旅しながら研鑽し、土地で出会った物語やメッセージを歌い継ぐ。
ケルト音楽ユニットでの活動の他、ライアー(竪琴)や沖縄三線の弾き語りソロ、また、国内外の様々なジャンルのアーティストとも共演を重ねる。ヨーロッパツアー、国際ケルト音楽祭への出演など海外での活動も広がる一方、スペインのカミーノ・デ・サンティアゴ、熊野古道など国内外の様々な聖地巡礼もライフワークとしながら、歌や音を通じて、国や民族、宗教等あらゆる垣根を超え、全てが調和してゆく世界を目指しながら活動中。CD作品に「Leem」「Moruadh モルーア~海の歌い手」など。又、関西のケルト音楽家コンピレーションCD「CELTSITTOLKE/ケルトシットルケ?」Vol.4、Vol.6 にも参加。
【HP】http://takanoyoko.com/
【You Tube』https://www.youtube.com/channel/UCtxuOpOY8U0xHitYEVFt8Fg
神戸女学院大学音楽学部ピアノ専攻卒。大学在学中より古楽、ケルト、北欧音楽に傾倒、ハープでアイルランドとスコットランドの伝統音楽を学びながら、1998年「シャナヒー」を結成し、ハープ、ピアノ、リードオルガン奏者として、関西を拠点にケルト音楽〜北欧音楽の分野で長く演奏活動を行ってきた。2011年からはケルトの笛とハープの「hatao&nami」としても全国各地でコンサートを展開。 来日アーティストとの共演を重ねて研鑽を積み、時折ヨーロッパやアジアを訪れコンサートを開催している。これまでにシャナヒーより4枚、hatao&namiより4枚のCDをリリース。傍ら、CM音楽、ゲーム音楽や、様々なアーティストのCDの音源制作も行っている。
2020年ケルト〜北欧の伝承音楽をハープのためにアレンジした、ハープソロCD&譜面集「Sølvharpe」をリリース。
他に、ハープアンサンブルのための楽曲アレンジも多数手掛けている。
【HP】namiuehara.com
【YouTube】https://www.youtube.com/channel/UCnbrajZbT5_MmLLRiFwHssA
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◆価格:各コンテンツによって価格が違います。
【大陸のケルト・・・1,500円(税込)】
【島のケルト・・・1,500円(税込)】
【アーサー王伝説・・・1,500円(税込)】
【ケルトの死生観・・・1,500円(税込)】
【ケルトと妖精・・・800円(税込)】
【ケルズの書・・・800円(税込)】
【ニューグレンジの謎・・・800円(税込)】
【ケルトの夢・・・1,000円(税込)】
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◆「ケルト、癒しと森の再生」が、わかる3分44秒のムービー
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