知る人ぞ知る古代インドの精神世界・超越への道『バガヴァッド・ギーター』の叡智(全7回+特典2))

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◆『バガヴァッド・ギーター』はインドにおいて最も重要な書物

皆さんは、『バガヴァッド・ギーター』というインドの偉大な聖典をご存じですか?

A statue of the Hindu god Krishna and his devotee Arjuna at Parm

『バガヴァッド・ギーター』は、インドの精神的世界を表し最も重要とされる書物であり、「神の詩」とも言われ、歴史上においても「聖書」に次いで最も読まれている本のひとつです。

ただ、日本ではまだまだこの『バガヴァッド・ギーター』を読んだことがあるという方は少ないようです。聖書や論語のように日本にはその名前さえ聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。

◆『バガヴァッド・ギーター』は多くの偉大な人たちに影響を与えた

この『バガヴァッド・ギーター』は、インドの精神的基盤そのものであり、多くの偉大な人々に影響を与えてきました。インドの独立の父であるガンジーの心の指針となり、また原子力爆弾の父オッペンハイマーもまたギーターの宇宙観を引き合いにだしています。また神智学のルドルフ・シュタイナーはギーターを題材にした本を書いています。

今回この『バガヴァッド・ギーター』をテーマに講義していただくのは、日本におけるアーユルヴェーダの第一人者である西川眞知子先生です。西川先生曰く「人生で一番何度もくりかえし読んできた本であり、自分自身の人生を180度変えた本」。

◆『バガヴァッド・ギーター』を読むということ

『バガヴァッド・ギーター』を読むことは、
➀物事の本質を見る目を鍛える
②常識にとらわれず本物の自己に出会うきっかけ
③世のかなで起こっている問題を自己の中の問題として解く力
④毎日の行動が自己を超越する力となり純化させる秘密などなど
⑤今のストレスをいかにバネとして生命の力を上げることになるのかなどの真の意味
などなどを得ることにつながります。

日ごろの自分とそれをはるかに超越した真の自己に気づくことは一人の人生を大きく飛躍させることになります。人生で一度は読んでいただきたい世界の精神世界のリーダー的存在、それが『バガヴァッド・ギーター』です。


内容

ガイダンス編

サンスクリット語で「神の詩」を意味するバガヴァッド・ギーターは、インド思想の精髄と言われています。講座をご覧いただくにあたり、ガイダンスとして概略にはじまり、いくつかの特徴や多大なる影響力を紹介、さらに第1章から第18章までの全章に書かれている文章の概要をわかりやすく解説します。

美しい日本語にも翻訳されているこの書を深く読み解いていくために、ここでお伝えする予備知識の数々は、大いに役立つことでしょう。(約48分)
※本講座をご覧いただくまえにガイダンス映像をご覧いただくことを推奨いたします。


第一章

●第1章-第1部
私たちの本性とは、実は普段認識している自己を超越した真の自己であり、その自己をただ「思い出すだけでいい」というのですが、どういうことなのでしょうか。バガヴァッド•ギーターの冒頭に描かれた、闘いの場面から読み解きます。さらに、自己を見失うことによりどのような過ちに辿り着いてしまうのかについても洞察します。(約24分)

hindu temple

●第1章―第2部
自分自身の真の敵である欲望の本質について、またそれを制御するための道について学んでいきます。さまざまな欲望を制御していくことは、自身の内部における闘いである。ここにバガヴァッド・ギーターの大きなテーマが明らかになります。その先にある「絶対成功」を目指すべき主人公を、神はどのように導くのでしょうか。カルマの意味にも迫りつつ、その解消のために役立つ呼吸法をお伝えします。(約21分)
◆ワーク:真の自己に気づくカルマの呼吸について


第二章

●第2章―第1部
第2章から語られるのは、宇宙の知性=ブラフマンの姿についてです。インド人にとってクライマックスとされるこの箇所では、この世の全存在と宇宙の知性とが、どのような関係性で結ばれているのかが、壮大なスケールで説かれています。この独特の宇宙観を伝える力強い言葉の数々は、読む人により様々な解釈が可能とも言える箇所なのですが、迷いが生じたとき、人々を根底から慰め、勇気を与えるパワーを秘めていると言えるでしょう。(約20分)

●第2章―第2部
shutterstock_1138715546 宇宙の知性から観た、人の死の意味について考えていきます。人は死ぬ瞬間に、日頃考えているようなことを考える。そのことをよく理解して生きることにより、生きながら宇宙のパワーと繋がり、死後に宇宙の知性と一体になることができる。バガヴァッド・ギーターはそう説いています。そのためにはどのように生きればいいのかを、読み解いていきます。(約28分)
◆ワーク:宇宙とつながるバクティ呼吸について


第三章

●第3章―第1部
第3章は、宇宙意識と真我の合一を目指すための生き方について、絶対真理への探究心を促してやまないバガヴァッド・ギーター独自の哲学的なアプローチになります。物質が持つ三つのグナ=性質〈サットヴァ=純質〉〈ラジャス=激質〉〈タマス=暗質〉について解説、人間として避けては通れないそれらの性質の関係性やバランスの取り方、さらにその先にある宇宙意識と繋がることの重要性を解説します。(約23分)

●第3章―第2部
Detail of Gita Stambha 2部では1部で学んだ三つの〈グナ=性質〉について、食事、言葉遣い、信仰心、行為などの各場面に対応させながら、具体的に説明しています。さらに魔性と高貴の二項対立を超えた先にある〈梵我一如〉=〈ワンネス〉に至るための様々なヒントが提示されます。
また意外に知られていないヨガの本来の意味や、有効な呼吸法もご紹介します。(約42分)
◆ワーク:意識の目覚めジュニャーナの呼吸について


特典1

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バガヴァッド・ギータ―において、意識の完全なる目覚めとして紹介され絶対真理を示す「マントラ」を紹介いたします。(約7分)


特典2

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ヨガを西洋社会に広めた功績が大きい現代インドの聖者パラマハンサ・ヨガナンダ。
この本は、世界中で読まれ聖者ヨガナンダが「バガヴァッド・ギータ―」を何度も読んでいたことが、文中に登場いたします。
あのスティーヴ・ジョブスが自身のiPhoneに、この本を落としていたのは有名な話です。(約19分)




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『バガヴァッド・ギーター』とは?
『バガヴァッド・ギーター』は、紀元前5世紀頃から紀元前2世紀頃に古代インドに記されたといわれて、長大なヒンドゥーの叙事詩『マハーバーラタ』の中の一部として収められているインドで最も重要視されている聖典のひとつです。内容はインドの最高のバガヴァッド(=神)が変身した神格クリシュナが王子アルジュナに説いてみせたギーター(=詩)で、神の詩と言われています。インド独立運動のガンジーの座右の書であったことは有名な話です。

魂は乗り物をかえて旅を続ける。死はちょうど古い上着を脱ぎ棄てて新しい上着に着替えること。魂は常住、不滅。決して死なない。本当は誰も死なない。『バガヴァッド・ギーター』はこのように魂の永遠性を今なお私たちに熱く語りかけています。


◆人智学の巨匠ルドルフ・シュタイナーは『バガヴァッド・ギーター』についてこのように評しています

「これから取り上げる対象(=バガヴァッド・ギーター)は、時間的、空間的に、私たちを今のこの場所から遠い彼方へ導いていくようですが、しかしそれと同時に、いつでもどこでも、時間的、空間的に、今生きている私たちの現実に向き合うように導いてくれる対象でもあります。
この対象は、身近な、親しみのある仕方で、あらゆる存在の中に生きている永遠なるものの秘密へ導いてくれるのです。永遠なる源泉への止むことのない探求へです。その源泉の中に見出せる「至上の愛」を活性化するものの探求へ、私たちを導いてくれるのです。」
※「バガヴァッド・ギーターの眼に見えぬ基盤」ルドルフ・シュタイナー著・髙橋巌訳(春秋社)P6より引用

◆非暴力、インド独立の父マハトマ・ガンジーは『バガヴァッド・ギーター』についてこのように評しています

「バガヴァッド・ギーターの音楽やトルシダスのラーマーヤナほど私の心に喜びを与えてくれるものはほかにない。おそらく、私が最後の息を引き取るときに私を慰めてくれるものは、ギーターであろう。」
※「あるヨギの自叙伝」パラマハンサ・ヨガナンダ著(森北出版)P460より引用

■価格:9,800円(税込)


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メッセージ

以前、日本を代表するカリスマ経営コンサルタントであった故・舩井幸雄元会長のお気に入りの本が『ヒマラヤ聖者の生活探求』と伺ったことがあります。これはまるであのアップルの創始者スティーブ・ジョブスがiPhone2に唯一ダウンロードしていたものが『あるヨギの自叙伝』ということを知った時と同じような衝撃でした。

ビジネスに卓越した感性を活かされた方に共通することは本物を見極め、自己を見つめる機会を大切にすることだとも知らされた感がありました。これはジョブスも舩井会長など一流の生き方に共通していることと思われます。

世界の精神指導者やビジネスマン、詩人たちの心に残る作品それが『バガヴァッド・ギーター』です。インドの精神世界の奥深さをしっかりナビゲーションさせていただければと思います。ぜひ一度、私、西川眞知子とともに『バガヴァッド・ギーター』の世界を感じ味わっていただければ幸いでございます。


プロフィール 西川写真3

体が弱かった幼少期に多くの本を読み、そこでインドの古典に出会ったことをきっかけに、人間の存在そのものや、精神世界に興味を持つようになる。大学時代にはインド、アメリカなどを訪れてヨガや自然療法を知る。アメリカで活躍したインド人サッチダーナンダ師をはじめ、著名なヨガ指導者に師事し、大学時代からヨガの指導者となる。
アーユルヴェーダ体質別健康美容法と独自な簡単生活習慣改善プログラムを構築し、講演、セミナーおよび健康美容のコンサルティングや商品開発を数多く手掛ける。アーユルヴェーダとヨガを専門としながら、アロマテラピーをはじめとした五感療法や自然療法など守備範囲は広範囲にわたる。共著および著書に「生命の科学アーユルヴェーダ」(農文協)「幸せを呼ぶインドの神様事典」「これ一冊できちんとわかるアーユルヴェーダ」(マイナビ出版)など著書30冊以上。
【西川眞知子HP:http:www//jnhc.co.jp】

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