マイナス金利、2月16日スタート!発表から空白の2週間はなぜ?

2016年2月17日 コラム

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マイナス金利、2月16日スタート!
発表から空白の2週間はなぜ?


~内閣府は 16 年 2 月 8 日、
「2016 年 1 月景気ウォッチャー調査」を発表。
同指標は株価の 1~2 ヶ月先行指標で政府統計では最も有効。・・・

・・・また、同指標は 10 ヶ月先の日本の株式市場を占う上でも重要な指標。

昨年 11 月に
『ただ、以前から指摘してきたが、
今回は87 年「ブラックマンデー」型の底入れパターンだとすると、
ここからは「3 番底」のダメ押しの反落の可能性がまだ残っており、
注意が必要だろう。』と指摘してきたが、

2016 年大発会からの戦後初となる
日経平均 6 日続落(これまでの最長は 4 日連続)は
最悪の連敗記録を作ってしまい、
それは「3 番底」のダメ押しの反落を示唆していた。

また、16 年 1 月に
「気になるのはアベノミクススタート時点の
13 年 3 月以来の低水準まで落ち込んだ「関東-全国の差(移動平均ベース)」。

仮に、いつものように選挙対策で
政府が 7 月参議院選挙まで株価を吊り上げるようなら、
その後の反動安はより大きくなるため注意が必要であることは指摘した。


ただ、今月 2 月の日経平均 15000 円割れはその「予行練習」に過ぎない。

1 月 28 日~29 日に開催した日銀の金融政策決定会合で
初めての「マイナス金利」導入が
株価暴落の原因のように考える市場関係者がも多いが、
それはミスリード。

「マイナス金利」導入が悪いのではなく、
-0.1%という幅が小さすぎたことと、
「翌日適用」の措置を取らず、

2 週間も時間をあけてしまい、投機筋の餌食になったことが要因。

日米欧の中央銀行は実験をしている最中であり、
一つ目がリーマン・ショック後の「量的緩和」、
そして二つ目が今回の「マイナス金利」。
どちらも、副作用は経済の専門家でも分からないのではないだろうか。~


~2016年2月15日配信「生活防衛の教室」第215回より~
コラムの続き、
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塚澤健二

塚澤健二さん

北海道大学工学部卒。
理系出身アナリスト第一期として、日興リサーチセンター、ジャーデンフレミング証券、JPモルガン証券で、23年間にわたりトップアナリストとして勤務。
「本物のプロフェッショナルによる本物の運用の時代」を予期し、07年10月に投資顧問会社T-Modelインベストメント株式会社を設立。ファンダメンタル・アナリスト時代からの「T-Model」分析に加え、物理学を応用し3次元で相場を分析する「T2」モデルを開発。独自の予測モデルによる的確な予測を提供している。著書に『そして大恐慌が仕組まれる』がある。