あの生きざまが多くの人の心に火を灯す!
2019年3月24日 コラム 小橋建太, プロレス, がん, 腎臓がん, 絶対王者

今回は佐賀県鳥栖市の吉冨洋子さんという方のご紹介から始めたいと思います。
吉冨洋子さん
鳥栖には吉冨さんが運営している「クツロビ」というサロンがあります。
タロットカードや占星術を用いたカウンセリングをおこなったり、様々なワークショップを開催しています。タロットや占星術をより身近なものに感じてもらいたい、そんな吉冨さんの想いの場がサロン「クツロビ」です。
佐賀県鳥栖市サロン「クツロビ」
=================
●ブログ「クツロビへようこそ」
●Facebook「クツロビ」
==================
※文字をクリックすると上記ページに移行します。
その吉冨さんですが、実はプロレスの大ファンで、今回、51コラボが腎臓がんから復帰し精力的な活動を続ける元プロレスラーの小橋健太さんの講演会を5月12日(日)に開催するにあたり特別なメッセージをお寄せいただきました。
そこにはプロレスというジャンルを超えて、人生という舞台において皆に共通する勇気をくれる小橋さんという姿が、浮かび上がってくることと思います。
ぜひ、吉冨さんのメッセージをお読みください。
▼▼ ここから=====
私がプロレス観戦をするようになったのは、1990年代半ばでした。今と比べると、プロレス番組はまだまだ地上波でも放送されており、偶然テレビで見たのがきっかけです。
当時の私はこれといった夢もなく、ただ与えられた仕事をこなすだけの毎日。
そんな時に小橋選手の一生懸命闘う姿は、私の目に新鮮に映りました。
頑張ってるんだけど、負ける。一生懸命なんだけど、結果が出ない。いいところまでいくのに、結果負けてしまうことから、「善戦マン」などという言われ方をされていた時期もありました。見ていて、とてももどかしく感じたのを覚えています。
ですが、一番もどかしくて悔しかったのはご本人でしょう。
しかし、そこで諦めずに頑張り続けた。
「頑張る」という言葉がこんなに似合う人を私は知りません。
同じプロレスラーが舌を巻くほどの練習量だったといいます。大一番の試合で小橋選手が勝った時の会場の沸き上がり方といったら!凄まじいものでした。
努力したことは身を結ぶ。決して諦めない。
その姿に、たくさんの人が勇気づけられたと思います。
私もその1人です。
「努力する」とか「一生懸命」ということを知らなかった私でしたが、小橋選手を応援するにつれ、自分にも熱い気持ちがあるということに気づかせてもらった気がします。
かつての「善戦マン」は王者にまで登りつめ、「絶対王者」と呼ばれるまでになったとき、腎臓がんという病が小橋選手の身体を襲ったのです。
それにより2つある腎臓の一つを摘出することに。
それでも復帰を目指そうと考えていた小橋選手に、担当医の方が全力で止め、まずは「生きることを目指そう」と考え直すに至ったと聞きます。
それほどの出来事だったにも関わらず、決して諦めなかった。
尋常でない精神力だと思います。
「腎臓を摘出して、復帰したプロスポーツ選手はいない」と言われたのに小橋選手はプロレスラーに復帰したのでした。2013年に現役は引退されましたが、彼の「決して諦めない」というあの生きざまは多くの人の心に火を灯してくれたと思います。
小橋選手のリングでの闘い、そして「病」というリング外での闘い。
両方を見せてもらったことで、その後の私の考え方は変わりました。
今の私があるのは小橋選手のおかげなのです。
▲▲ ここまで=====
プロレスというのはあくまで人生における職業のひとつであり、ひとつのことに打ち込みそれが様々な人に影響を与え、エネルギーが伝搬していく姿が見えかくれしててきます。
小橋健太さんというプロレスラーを知らない方も多くいらっしゃると思います。
小橋さんはその全力ファイトで一世を風靡し、絶対王者として君臨しましたがハードな戦いは肉体をむしばみ
腎臓がんのみならす、膝関節の度重なる手術、首のダメージにより骨盤の骨を首に移植するなど凄まじいまでに肉体を酷使し時代を作ったプロレスラーです。
あきらめない心
前に向かっていく姿勢
講演会ではそうしたことを感じ取っていただき皆様へに「勇気」のギフトを小橋建太さんから受け取っていただきたいと思います。