古本屋で昔、買えなかった本に出合うということ

2018年8月9日 NEWS! , , , ,

精神世界

私(服部)は、たまにですが、ふらっと古本屋に入ることがあります。何を探すのかというと、まだ学生の時とか若かったころ、お金もなくこの本はとても興味があるけど、手持ちのお金では買えなかったことが多々ありました。

なので書店で何度もその本をパラパラと羨望の想いで、立ち読みをしていた日々。

そんな手が出せなかった本を、古本屋で見つけるとうれしくなることがあります。ということで、先日、古本屋で「別冊宝島」というムック本を見つけました。

ワンテーマで特集した「別冊宝島」

その「別冊宝島」で「精神世界マップ」と題した特集号がありました。1980年に初版の本です。今から38年前の本、当時私は19歳、大学に入ったばかり

思わずその表紙に見覚えがあり購入しました。当時の価格で980円古本屋では500円でした。980円といえども当時の私には高価だった・・・。

若い時には買うことができなかった本を古本屋で見つけて懐かしくなり購入することに。皆さんはそんな経験はありますか?

古本屋で購入した精神世界を特集した「別冊宝島」。それを読んでいるとカバラや生命の樹について記載されたところがありました。カバラや生命の樹についてどんなことが書かれているのか以下に引用してみました。

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ユダヤ神秘思想カバラに関する記述
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人間とは何だろう?
宇宙とは?
こんな素朴な疑問をあらためて持つ必要がある。

全地球的、全宇宙的な場に生きているわたしたちにとって
世界を全体としてとらえ、活性化することが求められているのだ。

そのためにも論理的な思考法ばかりでは探求できない世界の存在に、まず、気づくことだ。
直感と瞑想を採用しなければ、その隠された意味を知ることのできない世界を。

ユダヤの神秘思想カバラは、まさに、このような世界の一つの姿を示している。

そして、どのようにしたら世界の一体性を再びかいま見ることができるかという知恵が秘められている。

(中略)

カバラ。
それは精神世界を旅する者が必ず出会う言葉の一つである。

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生命の樹についての記述
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生命の樹は絶対、すなわち宇宙と人間の一つの模型である。
その根は地球の奥底まで入り込み、その枝は天の最高部に触れる。
天地の出会うポイントである人間は創造者の姿を映している。
完全でありながら未完成なままの生命の樹の模型なのだ。
天使の下に位置する人間には、自分自身の枝を上に登り、究極の実りを獲得することが可能なのだ。

(※以上、1980年初版「別冊宝島16・精神世界マップ」(JICC出版局・刊)より引用)

驚きました!
38年前の本にさりげなく、このようなことが書かれていたなんて

短い文章ですが「カバラ」とは何かを、直感的に捉えさせてくれる文章に出会った感覚になりました。

51コラボで今月からこのカバラの連続セミナーを開催するのですが、あらためてこのセミナーで上記のような文章のエッセンスのような気づきと学びが起こることを期待したいと思いました。

「カバラ」についてこれまでになかった全く新しい試み。

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