イスラエル視察記~その4~★本田健、久米小百合(元・久保田早紀)といくイスラエルの旅

2018年1月15日 コラム

イスラエル視察4

私こと、51コラボの服部は、昨年の12月にイスラエルに今年の5月のツアー「ザ・ホリーランド・イスラエル」のための視察に、同じく51コラボの門脇さんと一緒に行きました。

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今回はそのレポートの最終回です。

イスラエル視察最終日は、ヤド・ヴァシェム=ホロコースト歴史博物館に行きました。ナチス・ドイツが行った歴史上類を見ることがないユダヤ人大虐殺の様子を展示した博物館です。

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ホロコースト博物館

ここでは、言葉に出ないほどの重苦しさを感じました。

なぜ、ヒットラー率いるナチスがユダヤ人撲滅計画を行ったのか?この非人道的行為の極致といえる展示を見て、人類史上前代未聞のホロコーストを認識しないにはイスラエルの姿が見えてこないと強く感じました。

シオニズムの高まりにより、イスラエルは建国されたのですが、男女は高校を卒業すると兵役につきます。エルサレムやキブツでは若い兵士たちの姿を見ることができましたが、そこには男女問わず銃を携えていました。

今回、来年5月のイスラエル・ツアーの様々な手配をしてくれるイスラエルのビッグ3の旅行会社アミエル社の方、何人かとお会いする機会がありましたが、若い女性の方も兵役にはついていたといいます。周囲がアラブ諸国に囲まれたイスラエルにとって、徴兵制は当たり前のような感覚のようです。

2000年間の流浪の民であったその間、多くの差別や虐待にあった極めつけはホロコースト。なので、自分たちの国は自分たちで守るそんな感覚がひしひしと感じる視察でした。

そして、午後は「ザ・ホーリーランド・イスラエル」の現地手配をしていただくアミエル社のオニ社長、息子さんのユバルさんと打ち合わせをかねてランチをいたしました。オニ社長のお母様は、上記のホロコーストの生き残り、命からがらでイスラエルの地に着いた方です。

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アミエル社オニ社長、ユバルさんとともに

アミエル社オニ社長からのメッセージ

今回、この「ザ・ホーリーランド・イスラエル」をきっかけに、お母様の本を出版する予定になっていて、お母様は高齢なので体調が良ければ、5月17日にツアー企画として予定している建国70周年祝賀イベントに参加していただく予定となっています。

その後、時間があったので、テルアビブのハイテクセンターに行きました。そんなに大きなスペースではないのですが、ハイテク国家イスラエルの様々な技術が紹介されていて、ビックリするしかありませんでした。

空気から水をつくる機械、3Dプリンターによる洋服、ミツバチを利用した農業栽培、砂漠を緑化する技術などなど、小さなスペースにもかかわらずイスラエルの技術力の高さに驚かされました。

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空気から水をつくる装置

この圧倒的な存在感はなんなのでしょう?ガイドしてくれたのはテルアビブの学生さんですが、やはり兵役についていたとのことです。こうした多くの技術は、軍やキブツから派生したとのことですが、そこにイスラエルの意識の高さがうかがえます。

何度か言及していますがホロコーストを経験しイスラエルという国を建国したユダヤ人だからこそ成しえる驚きの数々。

ユダヤ人は少数民族でありながらノーベル賞受賞者の割合が30%を超えているという驚異的な数字。民族に優劣はありませんが注目すべきことであるのは間違いないです。翻って日本、日本も手先が器用で敗戦後、奇跡の復興を遂げて世界的にも類をみない成功事例の国だと思います。

日本とイスラエルを見た場合その状況はとても対照的な気がします。そのイスラエルだからこそ、日本はイスラエルから学ぶべきところは、本当にたくさんあると思いました。そして、類のない和の文化を持つ日本イスラエルも日本から学ぶところは多いのではないかと同時に感じました。

今回のイスラエル視察は、時間の制約上、宿泊するホテルの確認、比較的観光客でごった返すであろう訪れる場所の様子の確認、ツアーで建国記念イベントや本田健さんのミニ講演会、久米小百合さんのミニライヴをするのでその会場の確認がメインでしたので、ツアーで回るところをすべて見て回ることはできませんでしたが、想像以上の収穫と考えさせられる旅となりました。

様々な顔を持つイスラエル、ある意味で極端な側面を持つイスラエル。いや~、イスラエルは超面白いです!

イスラエルというと安全性のことが真っ先に頭に浮かびますが、今回の視察でそんなイメージは一掃されました。テレビから流れる映像はデモや紛争の映像ばかり、それだけを見ていると確かに危険な国のイメージがついてしまいます。確かに映像に流れているようにデモや衝突はあるのでしょう。だから細心の注意は必要です。しかし、それは一面にしかすぎないことがよくわかったのも行ってみた感想です。イスラエルは経済大国であり、近代化された国でした。

多分、イスラエルのツアーに参加された方は、それまで抱いていたイメージのギャップと多様な顔を持つその国に、私同様にびっくりされると思います。5月のツアーでは、さらにいろいろなイスラエルを回ることになるので、どんな発見があるのでしょう。

今回の旅に同行するゲスト講師、「ユダヤ人大富豪の教え」がベストセラーの本田健さんは、イスラエルには行ったことがないそうです。本田健さんが、イスラエルを感じ現地でどんな話をされるのかとても興味があります。また、今回が2回目という音楽宣教師として活動されている久米小百合さんが、超有名な曲「異邦人」はもとより、どんな歌をイスラエルで披露していただけるのか、それも楽しみです。

本田健さんから音声メッセージ」(下記バナーをクリック)
本田健メッセージ

久米小百合さん(元・久保田早紀)がイスラエルの旅について語る

旅の団長・赤塚高仁さん&舩井勝仁さんがイスラエルを語る

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