日本でも大量に消費されている…遺伝子組み換え作物とF1種

2017年9月13日 コラム ,

無題



遺伝子組み換え作物とF1種


~モンサント社は1901年にアメリカで設立された多国籍バイオ化学メーカーで
日本を含めて66カ国に進出している大企業です。
ベトナム戦争で悪名高い枯葉剤を製造したことでも知られていて
遺伝子組み換えの種の世界シェアは、なんと90%。
つまり世界中の種を支配しているといっても過言ではありません。…

…2008年にフランスのジャーナリストが
モンサント社の実績を知らせるためにイギリスやフランス、
アメリカなどの10カ国で
遺伝子組み換え作物の危険性を取材した映画
「モンサントの不自然な食べ物」でも話題になりました。

フランスのカーン大学の研究チームが興味深い実験を行っています。
マウスに遺伝子組み換えトウモロコシを
2年間与え続けてみると、身体中いたるところに腫瘍ができ、
臓器不全を発症したというのです。
とくにメスは200匹のうち50~80%にこのような腫瘍が現れました。…

あえて言いますが、遺伝子組み換え作物やその加工品を摂り続けるのは
自分から病気になろうとしているようなものです。

農作業を楽にするために農薬や除草剤がまかれ
揃った形状の野菜をすばやく大量生産するために
F1種の種や化学肥料が使われている。
今の農業はモンサント社が儲かる仕組みになっています。
消費者は農業ビジネスの裏側を知り、
賢い食材選びをする必要がおおいにあります。

高野誠鮮、木村秋則共著「日本農業再生論」より


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【講師プロフィール】

自然栽培を世界へ!ローマ法王に米を食べさせた男が見据える未来!

高野先生③
高野誠鮮

科学ジャーナリスト、日蓮宗僧侶、立正大学客員教授
1994年から2006年3月31日まで金沢大学理学部大学院等の講師も務めた。平成28年度から新潟経営大学特別客員教授、東京大学朝日講座講師も務めている。羽咋市役所勤務時代に限界集落を蘇らせ、『スーパー公務員』と言われた。元・羽咋市教育委員会文化財室(歴史民俗資料館)室長(館長)。著書『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』(講談社)、『日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!2』(講談社)、『UFO対談 飛鳥昭雄×高野誠鮮』 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)、『宇宙人UFO軍事機密の【レベルMAX】今この国で知り得る最も危険な隠しごと』(ヒカルランド)他。

高野 書籍

hakui

石川県羽咋市で育まれる「未来のひな型」
◆木村秋則-Akinori Kimura-|自然栽培実践塾@はくい
◆東京都内で自然栽培の作物が食べられる!能登みらい農業はくい放送局
自然栽培とは?…農薬・肥料・除草剤を使用しない「自然栽培」で野菜をつくります。何も使わないといっても放置栽培ではありません。自分の目と手が農薬であり肥料となります。農薬や肥料を使わない替わりに人が環境を整えてあげる必要があります。土壌微生物が働きやすい環境をつくる、土づくりが最初の一歩。人は、ただ、お手伝いをするだけ。作物を実らせてくれるのは人ではなく作物だということ。もし自分が作物だったらと考える。「心」を大切にして自然栽培に取り組んでいます。