米大統領選挙をどう利用する?現状維持か破壊か?

2016年11月7日 コラム , ,

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米大統領選挙をどう利用する?現状維持か破壊か?


米大統領選挙が未だ混沌としているが、
11 月 6 日、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は
大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が
国務長官時代に公務で私用メールを使用していた問題について、
訴追を求めないとした当初の判断を維持すると議会に伝えた。

ヒラリー氏には有利なニュースであることは明らかで、
このようなニュースを投票日直前に流すあたり、
水面下で駆け引きが行われていることが容易に想像される。

それよりも一般的には
公正とも思われているはずの FBI が
どちらかの大統領候補に肩入れするような米国は
民主主義が根本から崩れていることを露呈している。
むしろ、それを問題視するべきではないだろうか。…

…11 月 8 日投開票で、
日本時間の 9 日昼から夕方に体勢が判明するといわれている。
ただ、得票数が僅差となり、
8 日中に結果が判明しない可能性もあることは
頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれない。

激戦州のなかでも人口の多い大票田と呼ばれる州で結果判明が遅れれば、
勝敗確定は遅れるからである。
過去の大統領選では 2000 年にフロリダ州で集計をやり直し、
勝敗確定に 1 カ月近くかかった前代未聞のケースが記憶に新しい。
ブッシュが勝利した選挙だったが、不正があったとも噂されている選挙である。

今回も 2000 年の選挙と同様に混戦することが予想される。
6 月の英 EU 離脱の国民投票の報道を巡って
マーケットが乱高下した時期と同じになるのではないだろうか。

選挙の途中経過の報道で決めつけて
相場を決めつけて動かないことが
その時の教訓であることは忘れない方が良いだろう。

外国人投機筋はあえて…


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塚澤健二

塚澤健二さん

北海道大学工学部卒。
理系出身アナリスト第一期として、日興リサーチセンター、ジャーデンフレミング証券、JPモルガン証券で、23年間にわたりトップアナリストとして勤務。
「本物のプロフェッショナルによる本物の運用の時代」を予期し、07年10月に投資顧問会社T-Modelインベストメント株式会社を設立。ファンダメンタル・アナリスト時代からの「T-Model」分析に加え、物理学を応用し3次元で相場を分析する「T2」モデルを開発。独自の予測モデルによる的確な予測を提供している。著書に『そして大恐慌が仕組まれる』がある。