「ガリバー企業」の崩壊は何を意味するのか?米アップルの減速。

2016年5月24日 コラム ,

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「ガリバー企業」の崩壊は何を意味するのか?米アップルの減速。


~米アップルが 4 月 26 日発表した
2016 年 1~3 月期決算は
売上高が前年同期比 13%減の
505 億 5700 万ドル(約 5 兆 6300 億円)。

減収は 13 年ぶり。

大画面モデルを出したことで
昨年は絶好調だったスマートフォン(スマホ)「iPhone」が
大幅に落ち込んだ。

ドル高による海外収益の目減りや新興国市場の減も響いた。
最終利益は 22%減の 105 億 1600 万ドルで、
実質的な1株利益は 1.9 ドル(前年同期は 2.33 ドル)だった。

地域別では減が懸念される中国の売上高が 26%減と減少に転じた。
iPhoneの販売台数は 16%減の 5119 万台。

2007 年の発売以来、初の前年比割れ。
パソコン「Mac」は 12%減の 403 万台だった。

昨秋に大型モデル投入で
てこ入れを図ったタブレット「iPad」も不振が続き、
19%減の 1025 万台だった。

腕時計型端末「アップルウオッチ」や、「アップルTV」などを含む
その他の売上高は 30%増だった。

ソフト・サービスの売上高も 20%増と好
調が続いている。

市場予想と実績は全て下方修正されている。・・・


・・・今から 4 年前の 12/02/27『「ガリバー企業」米アップル誕生の後に来ることは?』の
T-Model コラムにおいて、

『このような「ガリバー企業」が誕生するときにいつも起きている現象があり、
それには注意をしなければならない。

米国最大の市場である NY ダウの NYSEYuronext の時価総額は
約 13 兆 3900 億円(2010 年末)だが、

米アップルの時価総額はその市場に対して 3.4%に達する。
過去、現在の米アップルのように米国市場で「ガリバー企業」のように君臨したのが米マイクロソフト。

同社の過去最高の株価は 99 年 12 月 57.625 ドル、
時価総額 4472 億ドルで現在のアップルに匹敵する規模に膨らみ、
99 年末のNYSE Yuronext の時価総額 11 兆 4370 億ドルに対し
3.9%に達していた。

そして、その後 2000 年 12 月 21.69 ドルと 1 年間で-62%の暴落
(最終的には 09 年 2 月 16.15 ドルまでピーク比-72%下落)となっている。

同時期、NY ダウも 2000 年 1 月 1175ドルをピークから
2002 年 10 月ボトム 7197 ドルまで約 4 割暴落しており、

「ガリバー企業」の崩壊は市場全体の崩壊のシグナルとなっている。

マイクロソフトほどドラスティックではないが・・・~


~2016年5月16日配信「生活防衛の教室」第227回より~
コラムの続き、
★2014 年 11 月水準に落ち込んだ「2016 年 4 月景気ウォッチャー調査」
★「ガリバー企業」の崩壊は何を意味するのか?.

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塚澤健二

塚澤健二さん

北海道大学工学部卒。
理系出身アナリスト第一期として、日興リサーチセンター、ジャーデンフレミング証券、JPモルガン証券で、23年間にわたりトップアナリストとして勤務。
「本物のプロフェッショナルによる本物の運用の時代」を予期し、07年10月に投資顧問会社T-Modelインベストメント株式会社を設立。ファンダメンタル・アナリスト時代からの「T-Model」分析に加え、物理学を応用し3次元で相場を分析する「T2」モデルを開発。独自の予測モデルによる的確な予測を提供している。著書に『そして大恐慌が仕組まれる』がある。