『海外勢の株売り越し額最大に』で感じること

2016年3月25日 コラム

無題

『海外勢の株売り越し額最大に』で感じること


~3 月 18 日日経新聞に
『海外勢の株売り越し額最大に~3 月 2 週、1 兆 1932 億円』
の記事が掲載されている。

『海外勢による日本株売りが止まらない。
東京証券取引所が 17 日公表した
3 月第 2 週(7 日~11 日)の外国人投資家の売買額は 1 兆 1932 億円となり、
1982 年 7 月に集計を初めて以来、最大だ。

円高傾向を受け 2016 年度の業績への懸念が広がっている。
割高な先物を売り、割安な現物株を買う「裁定取引」を解消する動きも、
売りが膨らむ要因となっている』

この記事を見てどう感じただろうか?

「やっぱり日本株はダメか、だから最近株は下がっているのか?」

と感じた方はごく普通の人々の思考回路だが、
投資チャンスを逃す人々のグループと言わざるを得ない。

「過去最大の売り越しだからもうこれ以上もう売り物はないのではないか?」

と感じた方は投資チャンスを活かせるグループの人である。
同じ記事を読んでもこれだけの違
いがある。・・・

・・・まさに今は昨年 9 月末から 10 月初めの状況に似ている。
外国人の売り越し額がまだ底打ちしたわけではないため、
それを見極めるまではもう少しだけ時間が必要だが、

底値圏に近づいていると考えても良いのではないか。

2 月 12 日 15000 円大台割れからの反発第 1 波は、
3 月年度末の株価を意識した年金の買い支えが中心だったが、
この 3 月でそれは終了する。

そして、第 2 波はこのような売り込み過ぎた外国人の買いと
2 頭目のクジラであるゆうちょ銀行が主導になるかたちで上昇するかもしれない。

昨年 9 月末からと同じ上昇率なら
2 万円近くまで日経平均は上昇するのだが。~


~2016年3月22日配信「生活防衛の教室」第220回より~
コラムの続き、
☆1 年数か月振りに景気判断を下方修正された 2 つの統計と「春分の日のジンクス」
☆「春分の日のジンクス」が起きた年の為替相場は?
☆『海外勢の株売り越し額最大に』で感じること

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塚澤健二

塚澤健二さん

北海道大学工学部卒。
理系出身アナリスト第一期として、日興リサーチセンター、ジャーデンフレミング証券、JPモルガン証券で、23年間にわたりトップアナリストとして勤務。
「本物のプロフェッショナルによる本物の運用の時代」を予期し、07年10月に投資顧問会社T-Modelインベストメント株式会社を設立。ファンダメンタル・アナリスト時代からの「T-Model」分析に加え、物理学を応用し3次元で相場を分析する「T2」モデルを開発。独自の予測モデルによる的確な予測を提供している。著書に『そして大恐慌が仕組まれる』がある。