古代の神々と光輝の書と言われるヘブライ語の書物

2018年8月10日 NEWS! , , , , ,

ゾハール

ユダヤ神秘思想カバラの神髄が詰まった本が、光輝の書といわれる「ゾハール」です。

名古屋大学の助教授まで務めた古代密儀研究の第一人者の大沼忠弘先生によると、カバラは、5,000年以上の伝統を持つという霊的な智慧であり、「ゾハール」は2,000年前にシモン・バール・ヨッカイという人物がイスラエルの洞窟の中で講義したものをまとめたものとのこと。

しかし1500年もの間この書物「ゾハール」は闇に隠れてしまい、16世紀にその全貌があきらかになったそうです。

「ゾハール」は、古代アラム語で書かれていたため、ほとんどの人が読むことができず、20世紀に入りイェフダ・アシュラグ氏によりヘブライ語に翻訳されたとのこと。つまり、つい最近まで詳細を含めて断片的であり、謎であったということです。

大沼先生は、プラトン哲学の起源を研究する過程で古代密儀に遭遇し、その専門家としてとても有名な方なのですが、先生によるとエジプト、オリエント、インド、ギリシアで女神崇拝のあるところ、必ず密儀の伝統があったようです。

よく知られる古代のオシリス、タンムズ、シヴァ、ディオニソスといった神々は、いったんは死ぬものの、女神の力で蘇りを果たす。これらの神々とは、本来の人間の正体、つまり三世(=前世、今世、来世)を生き通している自己なのであり、女神とはその自覚を促す智慧を神話的に表現したものなのだそうです。

この古代の伝統の中では、人は誰でも神であり、神の智慧を持っている。しかし、地上で肉体をまとったとたんに、そのことを忘れ、肉体が強いる強制力(エゴ)という監獄に閉じ込められてしまう。この状態から回復すれば、だれでも人は神のようになれる・・・。

この神性に気づく智慧が、ギリシアではムース、グノーシス、インドではブッディ(仏性)、パンニャ(般若)なのだと。西洋において古代密儀の伝統が消えていくなかで、ユダヤ神秘思想カバラが、この叡智を脈々と受け継いでいると、大沼先生は気づきカバラ研究の第一人者になりました。

51コラボが8月26日から開催する「ザ・シークレット・オブ・カバラ」では、その大沼忠弘先生にもご登壇いただきます。

全6回・8月26日~スタート、「ザ・シークレット・オブ・カバラ」

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単発受講も可能ですが、リアルで全6回の連続講座を受講いただくと、このカバラのエッセンスが詰まった「ゾハール」を抽選で2名様にプレゼントさせていただくことになっています。(その他、特典も多数!詳しくはこちら⇒https://51collabo.com/?page_id=17646)

ただ、「ゾハール」は本文はヘブライ語で書かれているので、それをご了解ください。(私は、それを読むことができません。)カバラに精通している人によると、この「ゾハール」を持っているだけでいいことがあるという都市伝説的なこともあるようです・・・。

※この「ゾハール」ですが私が、カバラの企画をたてたら不思議なご縁で、入手しました。