イスラエル視察記~その2~★本田健、久米小百合(元・久保田早紀)といくイスラエルの旅

2018年1月14日 コラム

イスラエル視察2

私こと、51コラボの服部は、昨年の12月にイスラエルに今年の5月のツアー「ザ・ホリーランド・イスラエル」のための視察に、同じく51コラボの門脇さんと一緒に行きました。

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今回は前回の投稿に続き、そのレポートの2回目となります

イスラエル2日めの午後は死海に行きました。死海は海抜マイナス400メートル世界で最も低い陸地なのだとか。地殻変動でこんな低い土地ができそこに水が流れ込み死海という塩分濃度が30%以上という大きな湖ができたのでしょうか?見渡すとその絶壁がラモンクレータと劣らぬほどのすごい風景が死海の周囲に広がっています。

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死海です。想像以上に大きな湖で、向こう岸はヨルダンです。
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海抜―700メールのため周囲は絶壁の風景が広がります。

死海という名前、高い塩分のため生物は生息していません。しかしそこは、想像していた死海のイメージとは違い完全なリゾート地でした。死海は豊富なミネラル分により、皮膚のトラブルに対してかなり有効らしく欧米人はその改善のため長期滞在で訪れるそうです。死海の石鹸は世界的に有名なんですね。恥ずかしながら知りませんでした。

そして死海に浮かんでみると、これがホントに浮かぶ不思議な体験。死海に身を投げ出して、空を見ているとなんとも言えない地球との一体感を感じました。

水にプカプカと浮遊する感覚と目の前に広がる突き抜けるような空。私にとっては貴重なスピリチュアリティ高い体験こんな体験ができるのは水に浮かぶことができる死海だけなんでしょうね。素晴らしい体験と感覚を味わいました。

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十字になってプカプカと、塩分が濃いため国の中に入るととても苦いです。

その日は死海のホテルに宿泊しやはり野菜に感動しながらの食事でした。(こちらもツアー当日は死海の最高級のホテルに宿泊するのですが、視察なのでお隣のワンランク下のホテルに宿泊しました。)

今回のツアーで宿泊するイスロテル・デッドシー・ホテル

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ホテルにはプールやジャグジーもあります

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ホテルから死海の眺め、正面がホテルのプライベートビーチです。

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レストランです

※死海で撮影した映像です。

3日めの午前中はユダヤ人が、2,000年に渡る離散の民(ディアスポラ)となる歴史的事件があったマサダに行きました。

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断崖絶壁の地に残るマサダへは、ロープウェイで行きます

ローマ軍によってエルサレムが陥落し残ったユダヤ人約960人が抵抗して立てこもった砂漠の要塞。1万人以上のローマ軍に取り囲まれ、抵抗するも最後は集団自決し、そこからユダヤ人の流浪の歴史が始まった重要な場所です。

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孤高の絶壁の地に、要塞があります

イスラエルは男女問わず徴兵制があり、たまに若い兵士を見かけることがありますが、入隊式はこのマサダで行います。ディアスポラ(離散の民)を忘れない、イスラエルの並々ならぬ国を守るという意識をこの歴史的な地に立つと感じずにはいられません。

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遠くに見えるのは死海です

しかし、この不毛な砂漠の地に水分と食料を、どうやって確保したのだろうという驚きや自決を選んだ歴史的な重みを感じるとともに周りの絶景にも圧倒されました。

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マサダから見る風景にも圧倒されます

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マサダの入り口には、AHAVAというブランドのショップがあります(お土産スポットです)

※マサダで撮影した映像です

午後は、来年の5月のツアーで、ユダヤの三大祭り「シャブオット(収穫祭)」に参加することになるキブツ(集団的農場)に行きました。

迎えてくれたステファンさんはスエーデンから来たユダヤ人。彼からキブツについていろいろ伺いましたがその仕組みにあらためて考えさせられました。

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この建物は集会所や食堂

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キブツの中では人が住んでおり、住居が多数あります

※ステファンさんに聞いたキブツの仕組み

視察2日めにして、イスラエルは危険な国というイメージは払拭され、むしろ、安全であることとその凄さに、だんだん感銘を受けるようになりました。

日本とユダヤ人

日本はイスラエルに学ぶべきところ多々あるのではないのだろうか?そんな想いを抱きながらシャブオットについて打合せ。シャブオットは私たちの想像以上に広い大地で行い収穫を祝う祭り、大人数が参加するようです。昨年は、飛行機が飛んで種をまくというスケールだったようです。

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昨年のシャブオットの会場となった広大な農場、上空を飛行機が飛んで種をまいたそうです

しかし、せっかくだからと、日本人とユダヤ人が交流できるようなことができたら素晴らしいとステファンさんにお話をしました。ただし、キブツは社会主義的な運営をしているため合議制ステファンさんの一存では無理とのことでしたが・・・

ステファンさんによるとこのキブツで日本人がシャブオットに参加することは初めてだし、他の国の人が参加することがあってもごくわずかの少人数なのだそうです。だから今回のツアーで団体客が祭りに参加することは、ユダヤ人にとってもレアなこと、ましてや日本人にとってもシャブオットを見ることはレア、ダメもとでのお願い・・・。こちらは、どうなるのか?

まだシャブオットの準備委員会も発足していない5月のツアー直前の報告を待つしかないです。

どんな形であれ、キブツに団体の日本人が訪れ農作地で大規模に行われるシャブオットの祭りをみることは、貴重な体験であること間違いないと思います。

※ようこそ、シャブオットへ!ステファンさんからメッセージ

3日めはキブツが経営するホテルに宿泊しました。次回はイスラエルにある聖地に行った話となります。

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